自動車業界ITエンジニアの生存戦略

IT化の勢いが凄まじい自動車業界でITエンジニアが生き残るために必要そうな情報をまとめます。

大企業の製造業の情シス部門が幸福な職場である理由 

f:id:kubo_r:20191106221733j:plain

こんにちは、鬼畜メガネです。

今回は"大企業の製造業の情シス部門が幸福な理由"というテーマについて書いていきます。

 

マコなり社長の"【すぐ逃げろ】働くと絶対に不幸になる職場TOP5"を参考に、製造業の情シス部門という観点で解釈してみました。


【すぐ逃げろ】働くと絶対に不幸になる職場TOP5

 

1. 幸福度を高めるには

 幸福度を決める要素として承認実感度がある。どれだけ自分が価値のある人間と思えるかが重要である。承認を実感するには自己承認力・外部承認力を高めることが重要であるとのこと。

1.1. 自己承認力

自己承認力は読んで字のごとく、自分を肯定的に捉えれれる力です。

ちなみに自己承認力は僧侶など瞑想を続けて悟りの境地に至ったような人が最強。

1.2. 外部承認力

自分の周りがどれだけ自分を承認してくれるかという尺度です。

 

2. 幸福な職場の特徴

2.1. 創意工夫の余地がある職場

自分の創意工夫が生きる場合、自分が会社から必要とされていると感じやすい。
逆にルーティンワークすぎると自分でなくても良いという感覚になりやすい。

2.2. 成長している市場

自分の力で会社が良くなっている実感が得やすい。
逆に成長していない市場だと会社がよくなる実感が得難い。

2.3. 適切な労働時間の会社

いうまでもないですね。ブラック企業にいると不幸になります。

3. 大企業の製造業の情シス部門が幸福な理由

上記を踏まえて、なぜ大企業の製造業の情シス部門が幸福かを説明します。

3.1. 自己承認を得やすい

 大企業は優秀な人を厳選してとるというよりは、毎年定期の新卒一括採用で数を稼ぐという傾向があります。特に製造業なんかは大学の推薦でロクに先行もせずに学生を確保しています。また、学生も推薦で就職できる前提で特に努力もせずに遊んでいるような人も多いです。つまり何が言いたいかというと「大したことがない人が多い」です。

ちょっと努力すれば能力的に周りを出し抜くことは結構簡単で、そうすれば自己承認を得やすいです。

以下は過去のわたしの記事とツイートです。

learningforever.hatenablog.com

 

3.2. 外部承認を得やすい

 "大企業"は独立を考えていたり既に独立しているような優秀な人からするとネガティブな印象があるかもしてませんが、日本人の多数からはまだまだ良いイメージを持たれています。
親戚からも良いイメージを持たれますし、ぶっちゃけ合コンでモテます。

3.3. 製造業のITの分野はまだまだ創意工夫の余地がある

 IoTに代表されるようにITがすごいスピードで発展しているので、創意工夫の余地が十分にあります。特にMobility as a Service(MaaS)なんかはこれまでなかった新しいサービスが必要になり、創意工夫の余地だらけです。

3.4. 製造業のITの分野は成長している

同上です。

3.5. 適切な労働時間を策定できる

 製造業の本業の"ものづくり"では会社のほぼすべての部署が会社の決めた枠組み・スケジュールの中で製品の開発・生産をしなければなりません。一方で(これは会社にもよると思いますが)、システム開発は本業の"ものづくり"とは少し外れるところにあり、製造業の情シス部門がシステム開発スケジュールを策定できます。自分たちでスケジュールを策定できる余地がるということは、他の部署よりも適切な労働時間を確保しやすいということになります。

また、ITはその性質上、在宅ワークもしやすいので一層労働時間の確保はしやすくなるでしょう。

 

4. 最後に

 いかがでしたでしょうか。私自身、大企業の製造業の情シス部門で勤務していますが、幸福度は高めだと感じています。また、入社するまで一切ITやプログラミングはやってきていませんでしたが、いざ入ってみれば結構何とかなるものと思います(最初は大変でしたが)。

さらに最近はプログラミングスクールも多いので、より自分一人でスキルをつけやすい時代になってきていると思いますので、大企業の製造業の情シス部門を狙ってみるのも良いかと思います。

 

以上、ありがとうございました。